「しっかり睡眠をとって、仕事や育児を頑張りたい」
しかし、枕が合わないことで肩こりになり「痛みで目を覚ます」「疲れが取れない」という悩みを抱える人は非常に多いと思います。
肩こりになりづらく睡眠の質を高める枕はどんなものがあるか、10年以上こだわり続けてきた私が、自分に合う枕の選び方とおすすめ枕について解説します。
この記事はこんな方におすすめです。
- 肩こりになる原因を知りたい
- 自分に合った枕の選び方を知りたい
- 合わない枕を使うことのデメリットを知りたい
- 自分に合った枕を選ぶとどうなるか知りたい
- 肩こりに悩む人におすすめの枕を知りたい
肩こりになる原因を知り、自分に合った枕を使うことで、不快な目覚めや不調を解消することができます。睡眠の質が高まると元気に過ごすことができるため、日常生活も充実します。
この記事を読むことでどんな枕が肩こりになりやすいか、どんな枕が自分に合っているのかがわかるようになります。
肩こりに悩む人は多いですよね・・。この記事を参考に、ご自身に合う枕を探してみてくださいね!
枕が原因で肩こりになる理由とは?
肩こりになる原因は、枕が自分の頭や首の形状に合っていないことが考えられます。
枕が合わない原因として、以下の3点があげられます。
- 枕の高さが合っていない
- 硬さや素材が合っていない
- 枕の形状が合っていない
肩こりになる原因を知っておくことで、自分に合った枕選びに役立ちますので、参考にしてみてください。
枕の高さが合っていない
枕が理由で肩こりになる原因は、枕の高さが合っていないことがあげられます。枕の高さが合っていないと頭や首を理想的な位置で支えることができず、首や肩周りの筋肉や血流に大きな負荷がかかるでしょう。
もし高さが高すぎる枕の場合、仰向けに寝た際に理想的な首の形状であるアーチ状にならず、首から肩への負担が増します。
また低すぎる枕の場合、首の頸椎を支えられず、肩こりのみならず寝違えまでも引き起こしてしまう可能性があります。
理想的な高さは首の骨がS字のようなアーチ状になるのが良いとされているため、高すぎず、低すぎない枕を選ぶことが重要です。
硬さや素材が合っていない
枕が理由で肩こりになる原因は、枕の硬さや素材が合っていないことも考えられます。
寝てる間は何度も寝返りを打ちますが、寝返りする回数が減ると睡眠の質にも影響します。
寝返りの主な効果は以下の3点です。
- 部位の血液循環が滞ることを防ぎ、体の負担を和らげる
- 体温を調節する
- 熱や水分の発散を調節する
枕の硬さや素材が合っていないと寝返りしづらくなり、血流の滞留にもつながってしまうほか、熱がこもり寝苦しくなるなどの不快感をもたらします。
適度な硬さと熱がこもりづらい素材を選ぶことで、快適な睡眠環境につながることを理解しておきましょう。
形状が合っていない
枕が理由で肩こりになる原因は、形状が合っていないこともあげられます。
形状とは枕の形や大きさを指しますが、しっかり寝返りをうてる形状のものを選ぶことも大切です。
寝返りをしたあとに枕が小さく頭が枕から落ちてしまったまま寝続けてしまうと、正しい姿勢で眠ることができず、肩こり以外にムチウチのような痛みにもつながります。
高さや硬さを意識してしまいがちですが、小さめの枕や自分の頭に合っていない形状の枕も肩こりに影響することを意識してください。
枕が合わない場合どんなが症状を引き起こす恐れがあるか、確認してみてくださいね!
合わない枕を使い続けるとどうなる?
合わない枕を使い続けると睡眠が浅くなり、慢性的な疲労を感じる原因となります。本来、睡眠は疲れを取り翌日の活力になるものですが、枕が合わないことで 睡眠の質が低下し疲れが取れない、だるいと感じてしまうことがあります。
合わない枕を使い続けると、肩こりのみならず以下の症状が出る場合があります。
- 頭痛
- ストレートネック
- 腰痛
これらの症状は、日常生活のパフォーマンスやQOLの低下にもつながります。首や肩への負担を軽減する自分の体にぴったりの枕を選ぶことがとても重要なのです。
頭痛の原因になる
枕が合わないと首や肩の筋肉を緊張させます。そのまま放置してしまうことで、頭痛を引き起こす原因にもつながります。
「横になって眠っているだけなのに、なぜ首や肩がこるのか」と疑問に思うかもしれません。
就寝中は無意識であるため、不快を感じず眠れてしまいますが、長時間合わない枕を使い続けることは首と肩に大きなストレスがかかります。
このストレスが頭痛を引き起こす原因であることを理解しておきましょう。
ストレートネックになる
合わない枕を使い続けるとストレートネックが解消されづらくなります。
ストレートネックとは体のゆがみの一種で、首の骨の湾曲角度が浅く本来あるべき首の湾曲がないために、周辺の筋肉に負担がかかってしまうというものです。
ストレートネックになる原因は、スマートフォンやパソコンの作業時間が長く、同じ姿勢が続くことでなりやすいとされています。
ストレートネックを解消するためには、首の骨の湾曲を維持できる枕を選ぶと良いでしょう。
対応している枕の特長として、首元に当たる部分が緩やかなカーブを描き、肩にフィットするものを選ぶことで自然なS字カーブを維持できます。
睡眠中に首のS字カーブが維持できる枕を使うことで、S字カーブが維持しやすくなりストレートネックの改善にもつながりますので、活用してみてください。
腰に痛みが出る
枕が合わない場合、腰に痛みが出る場合があります。
人はバランスを保つために首のみならず、身体も緩やかなS字カーブを描いています。そのため寝ている間にも、首から背骨がS字カーブを描いているのが理想とされています。
S字を描くことで背中にかかる力を上手に分散してますが、枕の高さが合わない場合、S字カーブを維持できずに力が一箇所に集中し、腰痛を引き起こすことがあります。
枕が合わないことで 肩こりのみならず、腰痛も引き起こす可能性があることも理解しておきましょう。
無理をして合わない枕を使い続けると症状が悪化することがあるので、注意が必要です!
自分に合った枕を使うメリット
自分に合う枕を選ぶことができれば、睡眠の質があがり、満足のいく睡眠がとれるようになります。
自分に合った枕を使うメリットは以下の3点です。
- 肩こりが改善されやすい
- 眠りが深くなり、睡眠の質が高まる
- 朝すっきり目覚めることができる
睡眠の質を高めることは身体の疲れを取り、次の日の活力になると共に、ストレスコントロールや体調管理にも欠かせないため、メリットについて把握しておきましょう。
肩こりが改善されやすい
自分に合った枕を使うと、肩こりが改善されやすくなります。
肩こりになる原因として、枕の高さが合っていないことが考えられますが、高さが合わないと猫背の寝姿勢になります。肩こりは猫背の寝姿勢によって、首や肩に負担がかかり血行不良になることで、なりやすくなります。
自分に合った高さの枕を使えば、猫背の寝姿勢になることがなくなり首や肩への負担が減るため、肩こりの改善が期待できます。
肩こり解消のためには、寝ているときに猫背にならないように意識しましょう。
眠りが深くなり睡眠の質が高まる
自分に合った枕を使うと、眠りが深くなり睡眠の質が高まります。
寝ている間に一日の疲れが解消すると翌朝の活力や、やる気にもつながります。また日中の眠気がなくなり活動量も増えるため、仕事の効率も高まるでしょう。
活動量が増えると身体が自然と疲れるため、夜には適度に眠気が訪れ、良質な睡眠サイクルのきっかけとなります。
良質な睡眠のサイクルを繰り返すことでストレスが軽減され、心と身体が健康になりやすくなるのです。
朝すっきり目覚めることができる
自分に合った枕を使うと、朝すっきり目覚めることができるでしょう。
朝すっきり目覚めるためには、スムーズに入眠でき、深く眠れたと実感することが大切です。
自分に合った枕を使うことで無理のない寝姿勢で眠りにつき、また適度な寝返りを打つことで身体への負担も減るため、良質な睡眠環境を作ることができます。
良質な睡眠環境を得ることで、朝すっきり目覚めることができるため、枕選びはとても大切です。
自分に合った枕を使うことで肩こりのみならず、睡眠の質が高まるので、日中のパフォーマンスも上がりますよ!
自分に合った枕の選び方
自分に合った枕を選ぶ場合、ポイントとして以下の3点があげられます。
- 理想的な高さの枕を選ぶ
- 寝心地の良い硬さの枕を選ぶ
- 寝返りしやすい枕を選ぶ
自分に合う枕とはどのようなものかを知っておくことで、良質な睡眠を得る枕選びができるようになります。
理想的な高さの枕を選ぶ
自分に合った枕の選び方として、理想的な高さの枕を選ぶことです。
肩こりになる原因は猫背になることで首や肩への負担が増し、血行不良になることですが、理想的な高さの枕を選ぶことで解消できます。
理想的な寝姿勢は、立ち姿勢と同じく首の骨がSの字のようにアーチ状になるのが良いとされています。
首の骨が自然なS字のカーブを維持することで、肩の筋肉が休まり血行不良になりづらくなるため、肩こり防止につながります。
肩こり防止のためには、立ち姿勢と同じような寝姿勢が維持できる高さの枕を選ぶことが大切です。
寝心地の良い硬さの枕を選ぶ
自分に合った枕の選び方として、寝心地の良い硬さの枕を選ぶことです。
硬い枕は沈みこみが少ない分、頭のフィット感に欠け、後頭部に負担がかかりやすくなってしまいます。後頭部に負担がかかると、痛みやしびれの原因にもなります。
反対に柔らかい枕はフィット感は良いものの、頭を十分に支えることが難しく、首に大きな負担をかけてしまいます。
良質な睡眠のためにも、寝心地が良く適度な硬さで、沈みこみが程よい枕を選ぶようにしましょう。
高反発枕モットンは「硬め」と「柔らかめ」2種類あり、好みに応じて選ぶことができます。
寝返りしやすい枕を選ぶ
自分に合った枕の選び方として、寝返りしやすい枕を選ぶことです。
良質な睡眠を取るためには、適度な寝返りが必要です。寝返りの回数が減ると肩こりにもつながります。
肩こりになる原因は、同じ寝姿勢を続けることである一定の箇所に負荷がかかり、血流が滞ることです。
寝返りしづらい枕は寝返りの回数が減るため、同じ寝姿勢につながりやすいといえます。布団に接している部分にも熱がこもってしまうため、寝苦しさにもつながってしまいます。
寝返りしやすい枕は適度な硬さとともに、幅が60センチ以上で頭3つ分が収まるサイズを選びましょう。
ブレインスリープピローは大きさが幅約60センチであるため、寝返りしやすい枕としてもおすすめです。
自分に合いそうな枕はどんなものがありそうか、ポイントをおさえながら選んでみてくださいね!
肩こりに悩む人におすすめの枕3選
肩こりに悩む人におすすめの枕3選は以下になります。
- ブレインスリープピロー
- キュアレTHE MAKURA
- 高反発枕モットン
それぞれの特長を元に、自分に合いそうな枕を選んでみてください。
ブレインスリープピロー
ブレインスリープピローは他の枕と異なり、90%以上が空気の層でできているため、熱がこもりづらいのが特長の枕です。
“アジャスト層”と言われる真ん中部分がもっとも柔らかく、7日間かけて自分の頭になじんでいくため、使うたびにオーダーメイドのような自分だけの枕になっていきます。
また左右に行くほど弾力が高まる仕様にしているため、仰向け、横向き、うつ伏せなどどのような寝方にもフィットします。
『スタンフォード式 最高の睡眠』 のメソッドを集約した、エビデンスに基づいた枕であることも特長です。
睡眠調査においても、一般的な機能性枕に比べて、眠気・入眠・疲労回復に関する評価が2倍近く高いことが確認されています。
キュアレTHE MAKURA
キュアレTHE MAKURAは整体枕ともいわれています。
一般的な枕は、頭の重みを首の1点で支えていますが、キュアレTHE MAKURAは頭と肩の2点で支える構造のため、首への負担を最大限に少なくしています。
また整体枕といわれる理由は、寝ているだけで体のバランスを改善させ、質の良い睡眠を作り出す特許を取得しているからです。
枕の形をした整体器具と言えるため、寝ながら整体の効果も得られるメリットもあります。
現役プロスポーツ選手も使用している枕であり、購入者の口コミでも「肩や首がラクになった」という意見が多く、評価の高い枕です。
高反発枕モットン
高反発枕モットンはモニター100人中93人が、使用後肩こりが軽減したと回答しています。
自然な寝返りをサポートする力に優れ、高い反発力でスムーズな寝返りができる枕です。
独自のフォルムが首にぴったりフィットし、首から頭までしっかり支えてくれるので肩の負担を軽減してくれます。
高さ調整シートが付いているので1センチ単位で、高さが3センチから11センチまで調節ができ、自分に適した高さにできるのもポイントです。
また「硬め」「柔らかめ」2種類から選ぶことができるため、好みに合わせて選ぶことができます。
口コミでも「肩こりがひどかったが改善された」という評価も多数あります。
高機能枕にはそれぞれ特長がありますので、どれが自分に合いそうかサイトを見て確認してみてくださいね!
まとめ
この記事では、肩こりになる原因と自分に合った枕の選び方、おすすめの枕3選についてお伝えしてきました。
自分に合った枕の選び方は、以下の3点となります。
- 理想的な高さの枕を選び、首や肩に負荷がかからないようにする
- 寝心地の良い硬さの枕を選び、頭や首に負担が少ないものを選ぶ
- 寝返りしやすい枕を選び、頭3つ分が収まるような幅のあるものを選ぶ
また肩こり解消におすすめの枕は以下の3つです。
- ブレインスリープピロー
- キュアレTHE MAKURA
- 高反発枕モットン
正しい枕選びをすることで、肩こりが解消され睡眠の質が高まります。
自分の身体に合った枕を見つけて、快適な眠りを手に入れましょう。
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