「朝、スッキリ起きて元気に1日を始めたい!」
「でも、朝起きるのがだるくて辛い・・・」
睡眠で疲れが解消できず「朝、目覚めが悪い」「朝からだるさを感じてしまい、元気が出ない」という人は、非常に多いのではないでしょうか。
睡眠の質を高めることに10年以上こだわり続けてきた私が、どうしたら睡眠の質を高めて、朝のだるさを解消しスッキリ起きられるようになるかについて解説します。
この記事はこんな人におすすめです。
- 寝ても疲れが取れない
- 慢性的な疲れに悩まされている
- 朝スッキリ目覚ざめたい
だるさや疲れの原因を知ると、その原因にしっかりアプローチでき、不調の解消につながります。
この記事を読むことで、だるさの原因は何なのかがわかり、朝スッキリ起きられるようになります。
ぜひ、参考にしてくださいね。
なぜ、朝だるくてやる気が出ないのか?
朝だるさを感じ、やる気が出ない原因は何があるのでしょうか。
やる気が出ない原因として、主に以下の3点があげられます。
- 疲れの原因を把握していない
- 疲れを取る方法がわからない
- キャパを超えた仕事量をこなしている
やる気が出ない原因を知っておくと、的確な対処法がわかるようになります。
ぜひチェックしてみてください。
真の原因がわからず、なんとなくの対処では不調は解消されないので、何が原因なのかしっかり把握しましょう。
疲れの本当の原因を把握していない
朝だるく感じる原因は、疲れの本当の原因がわかっていないことが考えられます。
「身体がだるい」と感じるのは、それを改善させようとする防衛機能が働くからです。
だるさや疲れの原因として、主に以下の3つがあります。
- 身体的な疲労
- 運動不足
- 精神的ストレス
疲れの原因をきちんと把握しないままマッサージや栄養ドリンクなどで対処していると、根本的な治療にはならず、ずっと疲れを引きずってしまうでしょう。
疲れの真の原因は何なのかを把握し、疲れに対する対処法を講じると、根本的な解決に繋がります。
自分の疲れの原因は何なのか、一度考えてみてくださいね。
疲れを取る方法がわからない
「疲れた」「だるい」というときには「とにかく休もう」と思う人は多いと思います。
また、疲れたときに「とりあえずマッサージに通う」人も多いでしょう。マッサージはコリをほぐすのには良い方法ですが、残念ながら一過性にすぎません。
慢性的な疲れは、その原因をしっかり把握して、原因に合った方法で疲れを取らないといつまでも解消されないままとなります。
原因を把握して、適切な解決策を講じるようにしましょう。
キャパを超えた仕事量をこなしている
朝だるく感じる原因は、自分のキャパシティーを超えた仕事量をこなし、無理をしているのかもしれません。
毎日タスクが目白押しで定時を超えても残業の日々という生活を送っている場合、キャパシティーがすでにオーバーで、ストレスがかかっている状態です。
仕事だからといって無理を続けると、身体的な疲労だけでなく精神的なストレスにも繋がり、メンタルの不調にもなりかねません。
キャパシティーを超えた仕事量は、だるさに直結することを理解しておきましょう。
日常の自分の当たり前は、自分に無理を強いている可能性があると認識し、改善するように心がけましょう。
だるい時に現れる主な症状
だるい時に現れる症状とは、どのようなものがあるのでしょうか。
もし、だるさを解消せずにいると、以下のような症状が現れる可能性があります。
- 頭痛や肩こり
- 吐き気や食欲不振
- 疲労感や睡魔
これらの症状はやる気の低下だけでなく、生活の質も下げてしまいます。
だるさを放置すると他の症状も現れ、さらに朝だるくてやる気が出ないという負のループとなるので、適切に対処することが重要です。
単に「仕事の疲れが出ているのかな」と軽視していると、慢性的な疲労になり、解消しにくくなるので注意が必要ですよ。
頭痛や肩こり
身体がだるいと、頭痛や肩こりなどの症状が現われる場合があります。頭痛や肩こりは仕事のパフォーマンスに大きく影響し、気分も優れなくなります。
頭痛や肩こりを放置すると、他の不調に連鎖することもあるでしょう。
また、頭痛や肩こりを解消させようと栄養ドリンクや湿布薬などで対処した場合、お金もかかり身体にも良いとはいえません。
だるい自覚がなくても、頭痛や肩こりは身体からのシグナルと捉えましょう。
吐き気や食欲不振
身体がだるいと、吐き気や食欲不振が現われる場合があります。人間にとって食事は、生きるために必要です。
しかし、だるい時に吐き気や食欲を感じない場合、生命を維持するための機能が働いてないといえます。
さらに、吐き気や食欲不振はストレスと絡んでいることが多く、身体がアラートを出していると考えるべきです。
吐き気や食欲不振が現れた場合には、ストレス過多の可能性があると認識し、適切に対処することをおすすめします。
疲労感や睡魔
身体がだるいと、より強い疲労感や睡魔を引き起こす可能性があります。
だるさは身体的な症状の1つですが、ほとんどの人が仕事のせいと思いがちです。しかし、だるさを感じている段階で適切に対処しなければ、疲労感は悪化します。
また、日中睡魔に襲われる場合、睡眠が十分にとれていない可能性が高いといえます。睡眠がとれていない原因として、交感神経と副交感神経のバランスが崩れているのかもしれません。
大正製薬の疲れに効くコラムによるとストレスフルな生活をしている場合、交感神経が優位
なままとなり、夜になっても副交感神経に切り替えることができなくなります。
副交感神経に切り替えられない場合、夜になっても交感神経が優位のままで眠れないなど睡眠の質を下げてしまいます。そのため、日中に睡魔に襲われるのです。
日中に眠くなるのは単に寝られていなかったからと片付けず、ストレスの影響を疑ってみましょう。
健康な時には見られない症状が現れると、ストレスによって疲労が蓄積されているといえます。すぐに対処が必要な状態といえるので、注意しましょう。
だるさが解消されない主な原因
日頃からだるさが解消されず困っているという人は、非常に多いでしょう。
だるさが解消されない主な原因として、以下の4点があげられます。
- 同じ姿勢での作業が多い
- 姿勢が悪い
- 運動不足
- ストレスの多い環境
何気ない動作や習慣も、実はだるさの原因を作っている場合があります。
動作や習慣を見直すとだるさが解消できるので、ぜひ見直してみましょう。
つい楽に感じる姿勢は、実はだるさの原因を作っている可能性があります。運動してみるとストレス発散にもつながり、身体機能も向上するのでおすすめですよ。
同じ姿勢での作業が多い
だるさが解消されない主な原因の1つ目として、同じ姿勢での作業の多さがあげられます。
人間は身体を支える筋肉があってこそ、さまざまな姿勢が取れます。こまめに運動すると、血流の流れも良くなり、代謝アップにもなるのでおすすめです。
しかし、デスクワークなど同じ姿勢を長時間続けていると、姿勢を維持するために筋肉は緊張状態が続きます。
筋肉の緊張は血行不良や代謝の低下を引き起こしやすく、だるさに繋がります。
だるさ解消のためには、こまめな運動やストレッチをして身体をほぐすことが重要です。
姿勢が悪い
だるさが解消されない主な原因の2つ目として、姿勢の悪さがあげられます。
姿勢が悪くなる習慣として、以下の動作があります。
- 椅子に座ったときに、足を組んでしまう
- 床に座ると決まった方向に横座り
- 片足に重心をかけて立つ
- 前かがみの姿勢でスマホを操作
- 寝転んでテレビを見る
デスクワークの際に足を組んだり、電車で立っている時に片足に加重したりすることもあると思います。
しかしこのような動作は姿勢を悪くさせ、身体の歪みやだるさの原因になりかねません。
姿勢の悪さはだるさに繋がると理解し控えるようにしましょう。
運動していない
だるさが解消されない主な原因の3つ目として、運動不足があげられます。運動不足は、新陳代謝の低下や血行不良を引き起こし、だるさの原因となります。
ごろごろと寝て休んでだるさを解消しようとしても、だるさの原因を認識していなければ、回復にはつながりません。
デスクワークなどの活動量が少ない仕事の場合、特に運動不足になりやすいため、日常的に運動することを意識しましょう。
だるさ解消のためには移動には階段を使う、電車通勤であれば1駅分歩くなど、運動量をあげるための工夫が必要です。
ストレスの多い環境にさらされている
だるさが解消されない主な原因の4つ目として、ストレスの多い環境にさらされていることがあげられます。
ストレスは自律神経と深く関わっていて、度を越すと交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、メンタルの不調に繋がるでしょう。
交感神経と副交感神経の主な働きは、以下のとおりです。
- 交感神経は身体を活発に動かすときに作用
- 副交感神経は身体を休めるときに作用
交感神経と副交感神経は、互いにバランスを取り合いながらメンタルを安定させています。
しかしストレスを受け続けると、双方のバランスが崩れてしまい「眠れない」「食欲がわかない」などの症状が現れます。
だるさはストレスから来ている場合があると認識してきましょう。
一つでも当てはまることがあったら、黄色信号です!早めに見直してみましょう。
だるさを放置してしまうとどうなる?
だるさを放置し続けると、慢性的な不調を引き起こす可能性があります
不調の例は、以下の2点があります。
- だるさの症状がさらに悪化する
- メンタルの症状が現れる
メンタルに症状が及ぶと、働くことはおろか生活にも支障をきたします。
だるさは早めに対処し、慢性的な不調を起こさないようにしましょう。
症状が悪化する可能性がある
だるさを放置すると、だるさの症状がさらに悪化する可能性があります。
だるい症状が数ヶ月以上続き、治らない場合には「慢性疲労症候群」かもしれません。「慢性疲労症候群」は疲労が悪化したのではなく、身体のさまざまな部分に乱れが生じる「病気」です。
休息を取るだけでは解消せず「朝起きることができない」「会社に行けない」など、生活に支障をきたします。
だるさの症状を悪化させないようにしましょう。
メンタルまで症状が現れる可能性がある
だるさを放置すると、メンタルに症状が及ぶ可能性があります。「心が疲れた」「何もしたくない」と感じる場合は、身体だけでなく心まで無理をしているといえるでしょう。
会社で役職にある人や真面目な人は「人目があるから」「甘えてはいけない」と、休みたい気持ちに逆らって、仕事にいく人もいると思います。
だるさを放置してしまうと、メンタルにも症状が及ぶことも理解しておきましょう。
メンタルまで症状が及ぶと回復まで時間がかかることが予想され、元の生活に戻れない可能性もあるので気をつけましょう。
朝スッキリ起きるための対処法
だるさを解消し、朝スッキリ起きるための対処法について紹介します。
おすすめの対処法は、以下の3点になります。
- 疲れの原因を把握し改善する
- 運動する習慣を身につける
- 睡眠不足と睡眠の質を改善して疲れを翌日に残さない
ぜひ、日常生活に取り入れてみてください。
おすすめの対処法を取り入れるだけで、だるさが解消されるでしょう。
どれも日常で簡単にできるものなので、参考にしてみてくださいね!
疲れの原因を把握し改善する
朝スッキリ起きるためには、疲れの原因をしっかり把握して、改善すると良いでしょう。
疲れの原因をなんとなく把握しているだけでは、根本的な解決にはならず、疲れを引きずってしまいます。
毎日、何気なくしている動作も実は不調の原因になる場合があるので、見直しが必要です。
見直してみたい内容として、主に以下の3点があげられます。
- 姿勢を良くする
- 椅子にすわているときに足を組まない
- 規則正しい生活をする
「食事をしてすぐに寝る」「お酒を飲んでから寝る」などの行為は睡眠の質を下げる可能性があるので、控えましょう。
運動習慣を身につける
朝スッキリ起きるために、運動習慣を身につけると良いでしょう。
運動不足は新陳代謝の低下や、血行不良を招く原因となります。デスクワークをしていると、同じ姿勢が多く新陳代謝の低下や血行不良になりやすいです。
仕事の合間にこまめに立ち上がったり、ストレッチしたりするのもおすすめですが、運動習慣を身につけると良いでしょう。
週末少し長めにウォーキングする、移動には階段を使うなどの有酸素運動は、副交感神経を優位にして身体をリラックスさせる効果があります。
もし、ウォーキングなどの時間確保が難しいという人は、ジムでの運動がおすすめです。今は、私服で手軽にトレーニングできるジムもあるので、活用してみるのもいいですね。
睡眠不足と睡眠の質を改善して疲れを翌日に残さない
朝スッキリ起きるためには、十分な睡眠を取ることが重要です。睡眠は身体だけでなく脳を休ませるために不可欠なので、まずは、しっかり睡眠時間の確保を心掛けましょう。
また時間を確保するだけでなく、睡眠の質を高めることも重要です。
睡眠の質を高めるためには、以下の点を意識してみましょう。
- 規則正しい生活を送る
- 夜ふかししない
- 寝具を変える
ヒトの身体には体内時計があり、ホルモンの分泌など体内時計を調節し睡眠に備えています。
また規則正しい生活は、体内時計を整える働きがあり快眠へ導いてくれます。
快眠のために、夜ふかししないようにしましょう。夜ふかしは、睡眠時間が短くなる、朝起きづらいといった悪循環になるので注意が必要です。
さらに、睡眠の質を高めるために、寝具を変えてみることをおすすめします。今は高機能枕が多く販売されており、それらの枕を使うと睡眠の質だけでなく、身体の歪みを整えてくれます。
睡眠は毎日必要なものなので、寝ている間に「肩こりを解消する」「歪みを整えてくれる」高機能枕の使用は非常におすすめです。
睡眠の質を高めて目覚めの良い朝を迎えましょう。
まとめ
この記事では、だるさの原因と解消法について紹介してきました。
だるさの原因をしっかり把握して、原因に対する解消法をすると、朝のだるさが減りスッキリ起きられます。
また運動習慣を身につけたり、寝具を変えて寝ている間に身体のケアをするのも、おすすめのだるさ解消法です。
ぜひ、だるさ解消法を取り入れて、自分をケアしてくださいね。
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